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住めば都の逆

家にある不要品を処分するためにハードオフに行ったのですが、売値は思い出したくもないぐらい安く、ゴミ出しやフリマ出品の手間が省けただけマシだと自分に言い聞かせました。

私の実家近くのハードオフだったので、終わった後に駅周辺で少しお茶をしたのですが、中学時代(暗黒期)の知り合いと居合わせてしまったらどうしよう…などと考えてしまい、ずっとそわそわ落ち着かず、もうこの地からは離れたい…と強く思いました。

東京の中でも多分けっこうダサくてカーストの低い土地なのですが、行く人行く人がみんな所帯じみて見えて、自分も安い服を着ているのが急に恥ずかしくなってきました。お気に入りの持ち物さえ「ダサい民が頑張って持っちゃってる」ように思えて悲しくなりました。

多分、そんな「私は違う」という意識をそこに住んでる全員が持っていて、だからこそマウント気質でメンタリティが田舎な人が多かったのかな…などと思ったりしました。

私も開放的で晴れやかな地で生まれ育ったらもっと自己肯定感の高い人間になれたのかな…?などと考えては、環境のせいにしても仕方ないと打ち消すのですが、先日鎌倉に行った時に地元民の開放的な夏の楽しみっぷりを見て心底羨ましくなりました。
私の地元でへそ出しなんてしてたら、ヒソヒソされたりプッと笑われそうだし、自分自身恥ずかしくなってしまむらでおなかの隠れる服を買うでしょう…。

せめて自分の子供世代には、自虐と抑圧の歴史を繰り返させたくないと思うのです。。