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無一文の春

お金って、急になくなるな…と思います。実家を出て自立して以来、たびたび危機に陥り、その度に何かによって救われてきました。でも、こういう時こそ強気でいないといけないなと思います。

シリアスに家計簿と向き合っていると「なんか、結婚する前と後でお金の不安感が変わらない…。ピンチになるたびに収入の高い夫に助けてもらうのでは、どんどん私が乞食みたいな卑屈なメンタルになっていく…」という思いに駆られ、夫婦で財布を一緒にするのはどうか?と夫と話し合ってみましたが、それはそれで窮屈そうなのでひとまず見送ることになりました。

最近『夜と霧』という本を読んでいるのですが、収容所に入れられる時には結婚指輪すら持つことが許されず、身ぐるみ剥がされたと書いてあり、私はやりたい職業を選んでいるし、明日の命があるかなんてこととは無縁なのでイージーな人生を送っていると思いました。お金以外にも面倒ごとはありますが、大抵は一晩寝ればどうでもよくなるし、執着は捨てようと思いました。