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箱根

一泊二日で箱根旅行に行きました。
朝、うっかり待ち合わせの30分前に駅に着いてしまったので、駅構内のドラクエカフェみたいなところでココアを飲みながら時間をつぶしました。とてもポカポカとした陽気だったため、花粉症の薬を分けてもらいました。

ロマンスカーで箱根湯本駅に着いて、ここぞとばかりにおまんじゅうなどが売っているのを見て「観光地だ・・・」と思いました。そして、時折『スイッチバック』という動き(Z状に行きつ戻りつし急勾配を上る)をする登山電車に乗り、宿でゴロンゴロンしました。
宿に着く前『富士屋ホテル』というものすごく豪華なホテルを見学したのですが、周囲は地の果てのような雰囲気なのに、突然やたらクラシックで高級なホテルが現れたので「千と千尋の神隠しだぁ」と3回ぐらい言ってしまいました。
二日目は10時に宿を出て、彫刻の森美術館でピカソのお皿を見たり、煙が出る山を見ながらカレーうどんを食べたりしました。高校時代の担任の先生にデッサンを見てもらっていた時、ピカソのデッサンを「鬼のように上手い」と参考に見せてもらったことがあるのですが、今回、ピカソの焼き物の数々を見て心に浮かんだ二つのワードは『多作』『みみずく』でした。

「みんな決まったスポットで写真を撮ったり、決まった名産物を食べたり・・・。観光ってスタンプラリーみたいだな。」と思っていましたが、異空間から帰る時の「ここには住めねぇナ・・・」という気持ちと、お家への恋しさ・・・。デジカメから旅の写真を取り込みながら、フラッシュバックする思い出・・・。旅行って・・・イイ。