それは、ミニ水彩セットです。
私は手帳が趣味なのですが、手帳と一緒にミニ水彩セットを持ち歩くと、カフェなどで気軽に無限大の色を使えてとても楽しいです。
水彩といえば、この前近所のシルバー人材センターの人が働いている喫茶店に入ったら、そこで働いているお年寄りが描いたと思われる絵てがみが展示されていました。
美大受験生だった頃、当時頑なだった私は、予備校の売店にやってきて「ちょっと絵あそびをね…フフッ」と言いながらハガキや絵の具を買っていくお年寄りを見て「”絵あそび”だなんて、生ぬるい!!!!」と思っていました。
しかしそれから数年の時が経ち、私はお年寄りによって描かれた絵てがみの、味のあるでっかい字を見て謎の感動を覚えたのです。
水が嬉しいて…。
私だったら、そんなに直球な感動を表せない…。(「残り一本のスイカバーが嬉しい」とかなら書くかも)
やっぱり年を取ると水や草花などのシンプルなものに惹かれるのかなぁと思いました。
(そういう純粋さに簡単に感動するようになった自分、チョロいな…とも少し思います。)