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ナムルとポーチ

以前、タイでお世話になった人が来日中とのことで、夕食に誘ってもらったので焼肉を食べに行きました。

しかし、18時に待ち合わせたはずが、時間になってもメッセージに既読がつきません。ついてきてくれた夫と、誰もいない静まり返った店内でナムルを食べたりしながらひたすら待つこと一時間半、携帯にメッセージが届きました。

『今東京につきました。これからホテルに向かいます。(英語)』

「(えっ、今から!!?!?!??18時集合とは一体・・・)」

ハハ・・・と言いながら待ち続け、20時過ぎにようやく合流を果たしました。(ホテルまでの道に迷ったらしい)
夫がいなかったらさらに大惨事だったなぁと思い、本当に感謝しました。

おみやげに、ポーチとお茶をもらいました。(唐突なチョイス)

「タイの人は純粋な親愛の情で私を誘ってくれているのに、私ときたら言葉のことや、間が持つかの心配ばかりしている…。ミッションだと思ってしまって申し訳ない…」と思っていましたが、やはり楽しさ4大変さ8という感じで、相手もこちらの言っていることはよくわからないだろうに、旅の予定に現地の人との交流を入れるなんてすごいと思いました。

しかし、「タイの川にはピラニアはいない」という情報以外、何を話したか曖昧なのですが、お別れしたあとなんともいえない切なく温かな気持ちになりました。国籍が同じだったらきっと食事に行くこともなかっただろう…離れているからこそ美しい関係なんだという気がして、もらったポーチ大事に使おうと思いました。