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デミ

妹が風邪をひいていた時のご飯。/canon demi

去年の今日は行きたかった大学の合格発表の日でした。一年前のことなのに、受験していた頃が遠い昔のようです。

大学入学から一年経って思ったのですが、私の周りでは展示や制作のお手伝いをすれば「いろいろと手をつけて頑張ってる感」が出て、制作すること自体が目的になってしまうことがある気がしています。
「クオリティーは高いけどなんだか何の為にやっているんだろう・・」と思ってしまう作品と、強く胸を打ち心の宝にしたくなるような作品の違いは何か自分なりに考えてみたのですが、それは『自分と共感するところがある』っていうことなのかもしれないと思います。

ずっと好きで、火事が起きたら持って逃げるだろうなという写真集があるのですが、どこがグッと来るのか説明しようとしても、おそらくうまく伝えられない気がします。
自分も誰かにそう思ってもらえるようなものを生涯のうちに作れたら素晴らしいなと思いますが、そういうものを作るには、自分の内面に嘘をつかず、ひたすら率直になるしかないのかなあと思います。

何がなんだかわからないのは受験期も今も変わりませんが、うまい具合にまとまる日が来ることを願います。