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ダニイイィィィィ…

先週ぐらいから『シャイニング』の原作小説を読んでいて、けさ読み終わりました。上・下巻に分かれたけっこうな長編でしたが、長さを感じないぐらい面白くて、寝る前に夢中で読みました。

映画だと、最初から少しおかしい感じの人が孤独にむしばまれて…という感じでしたが、原作ではちょっとアル中気味だけど善良な人が徐々にホテルの何かに乗り移られていく過程がしっかりと描かれていて、人というよりホテルの怖さが際立っていました。また、映画版では凶器が斧でしたが、原作ではローク(というスポーツがあるらしい)の木槌なのが斧より直接的な感じがない & ホテルの歴史の中の一部分であることが感じられ、余計に不気味だなと思いました。映画は視覚的に楽しめつつも少し突き放された感じもあったのですが、小説の方はより人間味を感じられ、オチもよかったです。

次は『スタンド・バイ・ミー』を読む予定です。どれも有名な作品すぎて、今さら読んでることがバレるという恥ずかしさもあるのですが、多分『金字塔』みたいな存在とされている作品だったら読んでも損はしないだろうな〜と思うので、そういうものをたくさん読んでいきたい所存です。(最近の人間は失敗を回避する傾向にあるとネットニュースで読んだのですが私のことかもしれません)