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もうすぐ手帳のシーズンだ

もうすぐ手帳のシーズンなので、来年はなんの手帳にしようか…と毎日ワクワクしています。
自由度の高いシステム手帳に挑戦したいのですが、綴じ手帳の方が後から見返しやすいかな…?と思うと決心がつきません。
使い終わってくたびれた手帳が年代順に本棚に並べてあるのを見ると、頑張って生きてきた感があって愉快なのです。

私の手帳の使い方は、未来の計画よりも現在〜過去の記録に重きを置いているので、あとから見返すのにはとても役立つけれど、あまり日々の生産性を上げている感じがしないのが少し悩みです。
いろいろ計画を立ててはみるものの、いざ実行する段になると「過去の自分になんで命令されなきゃいけないんだ」と、いらぬ反骨精神が湧き上がってきてしまうのです。

高校〜大学の時はクロッキー帳をいつも持ち歩いていて、すごいペースで絵で埋めていたのですが、最近は制作や仕事以外では絵を描かなくなってしまいました。
絵の代わりに考えを文字で書き連ねているのですが、後から見返すとしょうもないことばかり考えていて、パルプの無駄だ…と思ってしまいます。
無駄なことを考える代わりに絵を描けてた自分が偉かったなと思います。

あの頃みたいに好き好んで大量に絵を描く習慣を取り戻すため、クロッキー帳に穴を開けてシステム手帳に挟んだらよいのではないか?という妄想に取り憑かれています。

とにかく全てを一冊にまとめたい気持ちが強いので、使っている手帳と同じA5サイズの紙製品しか使えない体になってしまいました。
昔はチラシの裏だったり、正方形のクロッキー帳だったりとこだわりなく使っていたので、それに比べたら少し不自由だなとも思うのですが、一冊にまとまっているとなぜか楽しいのです。

この頃ずっと日差しが強いので、革のカバーのエイジングを進めるべく、日々いそいそとベランダで手帳を干しています。
夕方に取り込むと、表面がやや温かくなっており、色も若干深くなっている気がして愛おしい気持ちになります。