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うわあああ

甘ったれなのはわかっているのですが、最近ずっと制作をするのが泣くほど辛いです。

「もっとちゃんと技術を身に付けたい」という思いを抱いて入った大学院ですが、日に日に目的を見失っています。

大学の頃、やる気がなくて卒制さえも適当にこなすような人は何のために入学したのか…とよく思っていたのですが今はすごくそういう人の気持ちがわかります。今や負のエネルギーを原動力に制作に打ち込むこともなく、義務感だけです。

素直で向上心がある同級生たちへの劣等感がすごくて、なんでみんなそんなに無邪気に吸収したり、頑張れるのかと不思議です。

インディペンデントなアニメーションにまつわる情報に触れるのが最近ちょっと苦痛です。(でも広島アニメフェスは楽しみ)

こんなモチベーションの低さで作っている作品ですが完成させなきゃいけないので、毎日机に向かう努力はしようと思います。

自分は作家としてやっていけないかもな…と思う要因に、自分の作ったものの価値を信じ続けられないことと、根本的な「作る意味」とは…といった壮大な悩み方をしてしまうことがあります。

巨匠の先生が「こつこつやることだ」的なことを言っていて、本当にもっともだと思いました。

自分の考えたことを表現すると、かたっぱしから間違っているような気がしてすぐに撤回したくなるので人とまともに話せないしたまに自分でも何を言ってるのかわかりません。でも何の問題提起もない、見た目やストーリーだけの作品はファッションだと思うので、よくわからなくても自分なりの何かを主張しなきゃいけないんだ…と思っています。

この前、都知事選のために実家に帰った時、地元のイトーヨーカドーのフードコートではなまるうどんを食べたのですが、庶民感がたまらなくて、帰りたくない…と思いました。(庶民だけど)

微妙に垢抜けてないデザインの水着が並ぶ子供用水着売り場、ゲームコーナーの機械のレバーの先っぽについてた透明な玉(凝縮された気泡が入ってる)などに、スーパーへの郷愁を刺激されました。