検索

台湾アニカップ

先週末、台湾で行われた『台湾アニカップ』というイベントに参加しました。
台湾も、一人で海外に行くのも初だったので少し不安でしたが、楽しんで無事に帰ってこれました。
http://www.taiwananicup.com.tw/jp/

日本と台湾のアニメ各5作品を、先鋒・次鋒・中堅・副将・大将と分けて対決させるというバトルが行われたのですが、『観客の拍手のデシベル数』と『審査員の投票』で勝負を決めるというユニークな戦いでとても盛り上がりました。(どの作品でも惜しみない拍手が贈られていたので、デシベル数は関係なさそうでしたが…)

台湾のアニメーションは、どの作品もチームで明確なメッセージ性をもって作るという感じで見ごたえがありました。

連れて行ってもらったお店の中に『一見ただの肉屋だが、店内にあるオブジェ(上の図を参照)をいじると隠し扉が開いて中に入れるバー』があり、しかも中には美男美女か、ハイソサエティな方々ばかりが談笑しているSFのようなお店でした。
ヒップホップっぽい高良健吾、といった風情のものすごい美形の店員さんがいて、場慣れしてそうな台湾美女に深い仲を感じさせる接し方をしていました。

最終日に初めて台湾の電車に乗ったのですが、車内にある手すりが4つ叉に分かれた木のような形(上の図を参照)をしていて、「これなら4倍の人がつかまれるし、絶妙なカーブが手に馴染む…!」と感動しました。

切符はプラスチック製の小さなコインみたいな形で、これを自動改札機にタッチして通るのがなんだか不思議でした。

大学院を卒業して以来、ずっと心に「人生、消化試合だ…」という気持ちがあり、この先血湧き肉躍る出来事なんてないのかなと思っていたのですが、ここ2〜3ヶ月でかなり英気を養えた気がします。いろいろなイベントに呼んでいただいたりしたおかげで、ありがたいです。

きのう祖国日本に帰ってきて、帰りの電車で「うわ…周囲の文字全部読めるし、会話全部わかる…」となって、外国にいて周囲の情報が何もわからない状態の方が少し気楽でよかったと思ったりしました。外国という「いつも通り」が何1つない世界で、日常に埋没していた心がまっさらな状態に引き戻されるような健康的な気分になり、祖国日本でもそういう気持ちで生活したいと思いました。

〜おまけ〜

行きの空港で搭乗直前に、手荷物検査場の外のトイレにスマホを置き忘れたことに気づいて死ぬほど焦りました。
歩いていた警備員の女性に事情を話したら案内所に連れて行ってくれて、話が終わるまで心配そうに私を見守ってくれていました。しかもスマホは奇跡的に届けられていました。